先日の日経新聞トップ記事で「診療履歴共通データ網」の見出し。
病院のカルテを電子化し、全国どこの病院でも患者の履歴を見ることができる仕組みづくりを行うとのこと。
メリット
全国どこの病院でもかかりつけ医院のように病歴などを閲覧でき、迅速な対処ができる。
旅行先での病院にかかった場合でも迅速な対応が期待できる。
デメリット
患者のプライバシー。他人に公表されたくない患者はどうでしょうか。
わざわざ遠方の病院にかかりつけていて、共通電子カルテでわかってしまう。医療関係者に知人がいる場合など、病歴などを知られてしまう。
健常者では感じないかもしれないが、病歴を持っている方にとっては伏せて欲しいのではないでしょうか?
政府の取組み
首相官邸のページに「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)」に、IT戦略の概要・内容を知ることができます。
高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部):

医療電子化については、「医療評価委員会」のページで知ることができます。
雑感
電子化に関しては日本は韓国に大幅に遅れに遅れ、電子立国としての日本はどうなっとんじゃいと感じてたことろでした。
今日の新聞では、アメリカFCCが毎秒100Mビットを全米で整備し、ブロードバンド世帯を今後10年間に65%を90%に普及させるとの報道。ますます出遅れ感がある日本。
その昔、日本では森元首相がE-Japan構想を打ち立てたが、どうなったんでしょう?(中止?知らないだけ?)
この医療電子化も2000年頃から打ち出された話。首相官邸のロードマップにもありますが、のんびり感を否めません。
会議内容も何だか、「仕組み」を決めるための「仕組みづくり」みたいな感想。。。

IT業界はドッグイヤー(死語?)とも言われるくらい革新が激しい。できなかった事ができるようになるし、出来無いこともできるようになる可能性があります。
もう少し機動力を挙げ、集中した方がいいと思うんですがねえ。あまりにも実行が遅い。。
今回の「医療」に関する電子化は患者のプライバシー問題や、扱う先生のスキル(多忙や年齢)もあるし、電子化の問題も山積しているかもしれません。
政府として、「電子政府」を掲げていたんだから、まずは役所関係書類・申請などの電子化(もちろんセキュリティは確立した上で)など、手短に電子化できることはあると思います。
決めればすぐできます。コンピュータのない時代に戦艦大和を作る日本人のポテンシャルをもってすれば、他国をリードできる日本なんですから。


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